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2022年8月8日月曜日

おっそろしい集団思考の根深い病理


 鶴翼氏のツイートは4月にも一度細谷雄一と東野篤子に関係して引用したことがあるが、今回は鶴岡路人、鈴木一人、篠田英朗に対して炸裂している。あれら国際政治学者集団はいつまでたっても分からないようだが。




◼️鶴翼氏による一連のツイート https://twitter.com/kakuyokusyugi/status/1556232182355542016

鶴翼 kakuyokusyugi@kakuyokusyugi


「民間施設を攻撃してはいけない」というのはどの国際法を根拠に言ってるんでしょうか?


戦争法では、ゲームのルールが守られる限りにおいて「巻き添え被害の民間人犠牲者のように、武力紛争に直接参加していない無実の人間の殺傷を…… 許容する。」としていますし、

GEL @THETRUEGEL 

そもそも民間施設を攻撃してはいけないというのが戦時国際法で決められているのを忘れてませんか? twitter.com/kakuyokusyugi/…

5:54 PM · Aug 7, 2022·Twitter Web App

kakuyokusyugi @kakuyokusyugi

「私人に……属する不動産または動産の……いかなる破壊も……禁止する。ただし、そのような破壊が軍事行動によって絶対的に必要とされる場合はこの限りでない」

とジュネーブ条約第四条約でも規定されています。


なので、アムネスティの報告書にあるように、病院や学校など住宅密集地を軍事基地にすると、ロシアは当然そこを攻撃目標にすることは正当化されますし、

その攻撃によって民間人に被害が出てもウクライナの責任になります。


病院や学校以外にも、ウクライナ軍はまだ住人が住んでいるマンションの上層階や屋上にスナイパーを配置したりと、「民間施設と軍事拠点を区別」する義務を意図的に怠り、住人を「人間を盾」にしていましたが、

それだけではなく「非戦闘員と戦闘員の区別」も意図的に怠っていました。


初期の頃ですが、市民に銃や火炎瓶を配って、生活してる街中でゲリラ作戦をウクライナ国家が主導したため、ロシア軍は途中から近づく車を全部撃たなければいけなくなりました。

その結果、住人やマスメディアの乗っていた車が攻撃される事件がいくつも起こりました。

kakuyokusyugi@kakuyokusyugi Mar 3

一般車両で近づいて、追い越す際に火炎瓶攻撃。


民間人のフリしての攻撃は立派な戦争犯罪です。

https://twitter.com/kakuyokusyugi/status/1499225072980037638

kakuyokusyugi @kakuyokusyugi


ウクライナは捕虜の扱いに関しても酷かったですし、もっと国際法を学べば、なぜウクライナが非難されいるのか、なぜネオナチと呼ばれるのか分かってくると思いますよ。

ロシアが潔白とは全く思いませんが、民間人の犠牲を全部ロシアの責任にしてる西側メディアのプロパガンダには嫌悪感しかありません


@kakuyokusyugi

慶應義塾大学准教授の鶴岡路人氏「露の攻撃やウクライナ批判の正当化に使われてしまったというのがすでに大きな失敗であり損害」


彼のように「人権という論点は利用するもの」と考えているクズの連中がいるから、人権の訴えは公平性を欠き、プロパガンダに利用されてきた。


Quote Tweet

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

 

学校などの文民施設をウクライナ軍が使っていることを批判するアムネスティ・インターナショナルの報告書については、国際人道法の解釈も論点ですが、それ以前に、露の攻撃やウクライナ批判の正当化に使われてしまったというのがすでに大きな失敗であり損害。露が歓喜・・・。

https://amnesty.org/en/latest/news/2022/08/ukraine-ukrainian-fighting-tactics-endanger-civilians/…


kakuyokusyugi @kakuyokusyugi


米国の戦争犯罪を追及しないのも、こういうくだらない旧世代の連中が学会にいるからだし、今起きている世界中の反米の流れを作り出したのも、こういうスタンスの連中の行動や発言のせい。


「恥を知れ」と言いたい。


東京大学公共政策大学院教授 鈴木一人氏「それがロシアのプロパガンダに使われるかどうか、を考える必要はあるだろう」


状況が分かったら被害が拡大しないように一刻も早く警告するのが当前

こういう連中がいるから、ウクライナの蛮行は野放しにされウクライナ国民が苦しむ


Quote Tweet


Kazuto Suzuki @KS_1013


アムネスティはウクライナ軍が学校や病院を軍事拠点に使っているという報告書を出したことで、様々な苦難(distress)を引き起こしたことを遺憾に思うと表明。このタイミングで何を報じるべきか、それがロシアのプロパガンダに使われるかどうか、を考える必要はあるだろう。

https://reuters.com/world/europe/amnesty-regrets-distress-caused-by-report-rebuking-ukraine-2022-08-07/


kakuyokusyugi@kakuyokusyugi

@KS_1013 法律を扱う分野で「相手を利することになるから」といった理由で事件を捻じ曲げようとするバカが多数を占めていたらその分野は終わり。

あなたのような公平性のない専門家は、法律を扱う分野を語る資質に欠けています。あなたのやってる国際政治は学問ではなくプロパガンダです

kakuyokusyugi @kakuyokusyugi


東京外国語大学大学院教授の篠田英朗氏「文民施設の軍隊による使用それ自体が国際人道法違反だと明記されているように読める」 

https://twitter.com/ShinodaHideaki/status/1555688202555768832…


????

相変わらず学者の中で一番酷いが、どこをどう読んだらそうなるのか


Quote Tweet


篠田英朗 Hideaki SHINODA @ShinodaHideaki

話題のアムネスティ報告書だが、ポイントは、「文民施設の軍隊による使用それ自体が国際人道法違反だ」

と明記されているように読める点だろう。国際人道法の解釈が拡大されすぎていて、間違いと読める表現がある。


Ukraine: Ukrainian fighting tactics endanger civilians https://amnesty.org/en/latest/news/2022/08/ukraine-ukrainian-fighting-tactics-endanger-civilians/…


kakuyokusyugi @kakuyokusyugi


「国際人道法は、可能な限り、人口密集地域内やその近くに軍事目標を配置することを避けること、軍事目標の近くから民間人を排除し、民間人に影響を与える可能性のある攻撃に対して効果的な警告を与えることを義務付けている」とアムネスティのHPには記載している。

「軍隊を人口密集地域から離れた場所に配置するか、軍が活動している地域から民間人を避難させる必要があります。軍隊は決して戦争に従事するために病院を利用すべきではなく、実行可能な代替手段がない場合の最後の手段としてのみ学校や民間の家を利用すべきです」とカラマール事務局長 も述べている


kakuyokusyugi @kakuyokusyugi


篠田英朗氏は、ウクライナ国民を危険にさらし、民間人の犠牲を拡大させたウクライナ政府ではなく、騒動を引き起こしたとしてアムネスティの事務局長を非難している。


偏見のフィルターが分厚過ぎて現実が見えてないのか、それとも西側のプロパガンダ工作員か。


篠田英朗 Hideaki SHINODA @ShinodaHideaki Aug 6

民間人が危険にさらされる戦術!と言うのと、「国際人道法」違反とは、紛争屋からすると、かなり違う。死刑反対!と、死刑は国際法違反、が違うくらい、違う。「人権」専門家にはその違いがわからなかったのかな。両者をごちゃごちゃにしている点は、今回の騒動を引き起こしたカラマールの責任だろう。 twitter.com/AgnesCallamard…




こういった連中をほうっておいたから、これからもズルズルいくんだろうがな、


びっこの人が、我々をいらいらさせないのに、びっこの精神を持った人が、我々をいらいらさせるのは、どういうわけだろう。それは、びっこの人は、我々がまっすぐ歩いていることを認めるが、びっこの精神の持主は、びっこをひいているのは、我々の方だと言うからだ。そうでなければ、怒りではなく、憐れみを抱くだろう。

D'où vient qu'un boiteux ne nous irrite pas et un esprit boiteux nous irrite ? À cause qu'un boiteux reconnaît que nous allons droit et qu'un esprit boiteux dit que c'est nous qui boitons. Sans cela nous en aurions pitié, et non colère.(パスカル『パンセ』§80)




◼️遠藤誉「ウクライナの次に「餌食」になるのは台湾と日本か?―米政府HPから「台湾独立を支持しない」が消えた!」2022/5/12

プーチンを怒らせるには「ウクライナのNATO加盟」を煽ることだったが、北京を怒らせるには「台湾独立」を煽ることだ。台湾が政府として独立を叫べば北京は必ず武力攻撃をしてくる。独立を叫んでくれないと中国が武力攻撃してこない。戦争が永久に地球上で起きていないとアメリカの戦争ビジネスは儲からない。

バイデンはウクライナと同じ構図を、今度は台湾と日本で築こうとしている。

 次にバイデンの餌食になるのは台湾と日本だ!



以下、浅井基文氏による連中の病理、日本の病理にかかわる文をいくつか列挙しておこう


私たちに緊急に求められているのは、「アメリカ=善」「中ロ=悪」という二分法的国際観を卒業することです。(浅井基文「伝統的分析方法が通用しない今日のアメリカ」7/25/2022)


伝統的にロシア(ソ連)に対して悪いイメージが支配する日本の政治・社会がロシアのウクライナに対する武力侵攻に対してロシア非難・批判一色に染まったのは、予想範囲内のことでした。しかし、一定の肯定的評価を得ている学者、研究者、ジャーナリストまでが一方的な非難・批判の側に組みする姿を見て、私は日本の政治・社会の根深い病理を改めて思い知らされました。(浅井基文「東アジアの平和に対するロシア・ウクライナ紛争の啓示」3/21/2022)


ロシア・ウクライナ戦争に関する「事実関係」が完全に西側メディアの報道によって歪められてしまっている日本国内では、ロシアがウクライナに対する軍事侵攻を余儀なくされた根本原因がアメリカ主導のNATO「東方拡大」、特にロシアにとって最後の緩衝地帯であるウクライナをも「東方拡大」の対象にすることを排除しないバイデン政権の対ロ政策に対する危機感にあることを正確に認識する向きはほとんどありません。(浅井基文「バイデン政権の対ロ包囲網「戦略」の本質」3/28/2022)


ロシアのウクライナに対する軍事侵攻に対して、西側メディア(及びそれを受け売りする能しかない日本メディア)の「ロシア=侵略者、ウクライナ=犠牲者」宣伝に洗脳された日本社会が「ウクライナ支援」一色に染まる中、バイデン政権に忠誠を尽くすこと(G7の一員として行動すること)しか念頭にない岸田政権も負けじとばかり、ロシア政府関係者の資産凍結制裁措置(2月27日)、一部のロシア銀行に対するSWIFTからの締め出し(2月28日)、ロシアに対する最恵国待遇取り消し(3月12日、正式決定は16日)、ロシア外務省のザハロヴァ報道官、8名のロシア国防省次官を含む15人の個人に対する追加制裁(3月18日)等々を発動しています。〔・・・〕安倍晋三氏が「トランプのポチ」だったとしたら、岸田文雄首相は「バイデンのポチ」そのものです。(浅井基文「岸田政権の対ロ制裁措置に対するロシアの対日対抗措置-EUの対ロシア・アプローチの間違いを「他山の石」にー」3/23/2022)