NATO将校約30人がクルスク地域で包囲だそうだ。
「地下組織からの情報によると、クルスク地域の包囲網には地上部隊の指揮を執り、NATO衛星から諜報データを受信し、ロシア領土奥深くへの攻撃を調整する役割を担っていたNATO将校が約30人いる」
地下組織とはパイプライン作戦に従事した者たちのことで噂によれば800人ほどだそうだ。
パニックを起こしたんだろうかね、
パニック現象[Phänomen der Panik]は軍隊集団でもっともよく研究された。このような集団が崩壊するときにパニックが生ずる。 パニックの特質は、上官の命令がすこしもきかれなくなったり、だれもが他人のことをかまわずに自分のことだけを心配する点にある。相互の結びつきはやぶれ、巨大な正体のわからぬ不安が解き放たれる。〔・・・〕 |
危険の大きさに責めに帰するわけにはいかない。なぜならば、いまパニックにおちいっているそのおなじ軍隊が、おなじほどの危険、いや、もっと大きい危険を立派に切り抜けてきたからである。またパニックが脅威をあたえる危険と比例しないで往々ごく些細な機縁で爆発するということこそまさにパニックの本質なのである。 パニックの不安にかられた個人が、自分自身のことを配慮しようとするとき、彼は同時に、それまで危険を軽視させていた情動的結合[affektiven Bindungen]が終ったという真相を証明している。危険に一人でたちむかうことになって、危険を過大に評価するであろう。したがって事情は次のようになる。パニックのさいの不安は、集団のリビドー的な構造の弛緩を前提とするものであって、その弛緩にたいする当然の反応であり、けっしてその逆ではない。つまり、集団のリビドー的な結びつき[Libidobindungen der Masse]が危険にたいする不安のために消滅してしまうわけではない。〔・・・〕 「パニック」という語を集団的不安の意味にとるならば、さらに類推をすすめることができよう。個人の不安は、危険の大きさによって生ずるか、感情の結びつき(リビドー備給)[Gefühlsbindungen (Libidobesetzungen)]の喪失によって生ずるか、のいずれかである。後者の場合は神経症的不安[neurotischen Angst]の場合である。同様に、パニックも、すべての個人を襲う危険の増加によって起こるか、あるいは集団を統合している感情の結びつきの消失によって起こる、そして後者の場合は、神経症的不安に類似している。(フロイト『集団心理学と自我の分析』第5章、1921年) |
いずれにせよ、クルスクには最初からNATO将校がいるのは、ロシア側は周知のことであった筈で、「30日の停戦提案」直前のモスクワ住宅地への大規模ドローン攻撃も連中の指揮によるものだろう。
◾️2024年9月12日、米国と同盟国がロシア深部への長距離ミサイル攻撃を許可する可能性に関するプーチン大統領の声明全文: Full text of Vladimir Putin's statement on the potential U.S. and allied authorization for long-range missile strikes deep into Russia, dated September 12, 2024: |
これは、キエフ政権がロシアの領土を攻撃することを許可するか禁止するかという話ではない。 彼らはすでにドローンやその他の手段でそうしている。 しかし、長距離・高精度の西側製兵器の使用となると、まったく別問題である。 ウクライナ軍には、最新の、高精度で長距離の西側製システムで攻撃する能力はない。 彼らにはそれができない。 これは、ウクライナが保有していない衛星情報によってのみ可能なのだ。 これは欧州連合(EU)か米国の衛星、要するにNATOの衛星からのデータだ。 これが第一のポイントだ。 |
第二の、そしておそらく最も重要な点は、これらのミサイルシステムの飛行任務は、要するにNATO軍関係者のみがプログラムできるということだ。 ウクライナの軍人はこれができない。 したがって、問題はウクライナ政権がこれらの兵器でロシアを攻撃することを許可するか禁止するかということではない。 問題は、NATO諸国が軍事衝突に直接参加するかどうかである。 もしそのような決定がなされれば、NATO諸国、米国、欧州諸国がウクライナ戦争に直接関与することにほかならない。 この直接参加は、紛争の性質を大きく変えるだろう。 それは、NATO諸国、米国、欧州諸国がロシアと戦争することを意味する。 もしそうであれば、この紛争の性質が根本的に変わることを踏まえ、われわれは、われわれに突きつけられた脅威に基づき、それに応じて決断を下すことになる。 |
This is not about permitting or prohibiting the Kiev regime from striking Russian territory. They are already doing so with drones and other means. However, when it comes to the use of long-range, high-precision Western-made weapons, it is an entirely different matter. The fact is—and I have already spoken about this, and any experts, both ours and in the West, will confirm this—that the Ukrainian army is not capable of striking with modern, high-precision, long-range Western-made systems. They cannot do this. This is only possible with the use of satellite intelligence, which Ukraine does not possess. These are data from either European Union or United States satellites, essentially NATO satellites. That is the first point. |
The second and perhaps most crucial point is that the flight missions for these missile systems can, in essence, only be programmed by NATO military personnel. Ukrainian military personnel cannot do this. Therefore, the issue is not about permitting or forbidding the Ukrainian regime to strike Russia with these weapons. The issue is whether NATO countries decide to directly participate in the military conflict. If such a decision is made, it will mean nothing less than the direct involvement of NATO countries, the United States, and European nations in the war in Ukraine. This direct involvement will significantly change the nature of the conflict. It will mean that NATO countries, the United States, and European nations are at war with Russia. And if that is the case, given the fundamental change in the nature of this conflict, we will make decisions accordingly, based on the threats posed to us. |
問いはNATO将校30人の中にアメリカ人がいるかだな、たぶんいるんだろうよ。それが明らかになったときのトランプの反応が楽しみだね、とっても。