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2025年5月6日火曜日

地獄行きの通貨

 


これは読んどいたほうがいいよ、既にこの事態の予測は「常識」の人もそうだけど、まだ「常識」になってない人も、話半分のつもりでもいいから読むべきだね。

以下、核心部分だけを抜き出しておく。


◼️バフェット氏: 日本円の下落は容易に予想可能、ドルは「地獄行きの通貨」

2025年5月6日 GLOBALMACRORESEARCH

………バフェット氏は、50年後に日本円が紙切れになることをまったく疑っていない。


「地獄行きの通貨」

そして、バフェット氏の通貨に対する懸念はドルに対しても及ぶ。バフェット氏は日本円について十分に話した後に、次のように続けている。


《もちろん地獄行きの通貨建ての資産を保有したいとは思わない。そしてそれが米ドルに対するわれわれの大きな懸念だ。》


歯に衣着せぬ痛快な発言ではないか。そしてそれは、コロナ後の現金給付を見てインフレの時代が来ると考えたダリオ氏と同じ相場観に基づいたものである。



バフェット氏は次のように説明している。


《アメリカの財政政策は恐ろしい。見ての通りだからだ。通貨に問題が起こるようなことをしようとするあらゆる願望が見られる。》


コロナ後の金利上昇で米国債には多額の利払いが生じており、米国政府は国債の利払いを新たな国債発行で賄っている。

だが新たな国債が新たな利払いを呼び、国債発行はねずみ算式に増えてゆく。債券市場には大量の米国債が流れ込み、米国債が急落する可能性が懸念されている。

4月の株安の最中に米国債が急落したのは、そういう背景の中で起こったことである。



この米国債の危機はどのように解決されるか? ダリオ氏の『世界秩序の変化に対処するための原則』には結論が書かれている。中央銀行がドルを印刷して米国債を買い支えるしかない。


そしてドル紙幣の価値が紙切れになる。




《50年後に日本円が紙切れになることをまったく疑っていない》というのは迂遠な話だがね。消費税廃止したら50年後どころか5年後だよ、遅くとも。


で、紙切れになるというのは、もちろん貨幣は無になるということだ➤「主体は無、貨幣は無