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2022年6月9日木曜日

魂の国境を守るための赤き騎兵隊の疾駆


 マレーヴィチはキエフ近郊の村で生まれている。


Kazimir Malevich, Red cavalry gallops 

from the October capital to the defense of the Soviet border, 1932



「ソヴィエトの国境を守るために十月の首都から赤き騎兵隊が疾駆する」、ーー事実、ロシアは十月の首都から騎兵隊を疾駆せざるを得なくなったのである。魂の国境を守るためにである。キエフ政府が米ネオコンに洗脳されて民主主義=ファシズム」に狂ってしまったゆえにである。

どうして放っておけるというのだろう、隣人のロシア語系住民が助けを求め続けていたのに。CIA が少なくとも2015年から西ウクライナ人に《ロシア人を殺す方法》を教え続けていたのに(ダニエル・コバリクDaniel Kovalik 「国際法上、ロシアのウクライナ介入が合法な理由」23 Apr, 2022


民主主義に属しているものは、必然的に、まず第ーには同質性であり、第二にはーー必要な場合には-ー異質なものの排除または殲滅である。[…]民主主義が政治上どのような力をふるうかは、それが異邦人や平等でない者、即ち同質性を脅かす者を排除したり、隔離したりすることができることのうちに示されている。Zur Demokratie gehört also notwendig erstens Homogenität und zweitens - nötigenfalls -die Ausscheidung oder Vernichtung des Heterogenen.[…]  Die politische Kraft einer Demokratie zeigt sich darin, daß sie das Fremde und Ungleiche, die Homogenität Bedrohende zu beseitigen oder fernzuhalten weiß. (カール・シュミット『現代議会主義の精神史的地位』1923年版)



なぜ日本の国際政治学者はこの政治学の基本文献カール・シュミットの言葉をいまだ想起しないのか。まさにウクライナではこの異質なものの排除殲滅という内戦が2014年から続いているのに。8年間で約14000人のジェノサイドがあったのに。

今起こっていることの原因は、間違いなく、米主導のNATOなる恥知らずの犬が吠え続けたゆえである。

(ウクライナ戦争の原因は)ロシアの玄関でNATOが吠え続けたことだ[l’abbaiare della Nato alla porta della Russia](barking of NATO at Russia’s door)(2022年5月4日)

はっきりしているのは、ウクライナの土地で武器が試されていることだ。…武器取引きは恥ずべきことだが、反対する者はほとんどいない。

The clear thing is that weapons are being tested in that land. …The arms trade is a scandal, few oppose it.”(Pope Admits NATO Likely Provoked Putin’s Invasion: “Barking At The Gates Of Russia”  4 May 2022)

私たちの時代はフェイクニュース、集団迷信、疑似科学的真理の時代です。la nostra sia la stagione delle fake news, delle superstizioni collettive e delle verità pseudo-scientifiche.(ローマ教皇フランシスコPOPE FRANCIS GENERAL AUDIENCE St Peter's Square Wednesday, 25 May 2022)


もし私たちが記憶を失うなら、私たちは未来を破壊するのです。ホロコースト、75年前に人類が学んだ言語を絶した残酷さの記念が、立ち止まり、静かに佇み、思い出すことの呼びかけとして働きますように。私たちはこれをしなければならないのです、私たちが無関心になってしまわないように。


Pope Francis@Pontifex If we lose our memory, we destroy our future. May the anniversary of the Holocaust, the unspeakable cruelty that humanity learned of 75 years ago, serve as a summons to pause, to be still and to remember. We need to do this, lest we become indifferent. (2020/01/27)


なぜ人は米英アングロサクソンのプロパガンダに騙されて続けて、いまだネオナチ政権を応援し続けているのか。いいかげんに目を覚ませ、恥を知れ


バイデンやヌーランド、マケインはネオナチ政党全ウクライナ連合「自由」総裁のオレーフ・チャフニボークOleh Tyanhbokととっても仲良しそうだな、








わかるだろ、なぜなのか。いつまで見ないふりしてんだ、おい!