(Jean-Luc Godard / Anna Karina documentaryより) |
【戯れに恋はすまじ】
ーーゴダール、最初の妻アンナ・カリーナ
◆Histoire(s) du cinéma 1A
【戯れに触るべからず】
ーー二番目の妻、アンヌ・ヴィアゼムスキーAnne Wiazemsky
◆godard la chinoise、1967
◆Hands of Bresson
ーーこのロベール・ブレッソンの映像群のなかには、アンヌ・ヴィアゼムスキーの手がある。
いまは上の映像で使われているシューベルトのD959 アンダンティーノが流れる箇所を貼り付ける。
◆Au Hasard Balthazar reunion scene、1966年
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【番外編:戯れにヤルべからず】
◆Histoire(s) du cinéma 3B
◆Godard、HISTOIRE(S) DU CINEMA(パゾリーニ、Teorema のゴダールによるモンタージュ)
パゾリーニが撮ったアンヌ・ヴィアゼムスキーは、前妻アンナ・カリーナが孤児同然だったのに比べ、実にお嬢さんなのである(この『テオレマ』1968年当時、彼女は21才)。
◆Pier Paolo Pasolini's Teorema
ゴダールはこの『中国女』(1967年)を撮った直後、アンヌ・ヴィアゼムスキーと結婚しているが、数年後ーー1972年あるいは1970年との情報もあるーー、離別している(正式離婚は、1979年)。
フランソワ・モーリアックを母方の祖父にもつアンヌの父はロシア亡命貴族である。彼女はのちに小説を書くようにもなり、後年の容貌を垣間みるかぎり、じつに静謐なインテリ顔をしている。彼女は昨年(2017年)、癌で亡くなっている(70才)。