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2021年10月7日木曜日

最も許し難いインテリキャベツ

 

安倍ってのは首相降りた後もこういったことを言っているヤツだ。


「子どもたちの世代にツケを回すなという批判がずっと安倍政権にあったが、その批判は正しくないんです。なぜかというとコロナ対策においては政府・日本銀行連合軍でやっていますが、政府が発行する国債は日銀がほぼ全部買い取ってくれています」

 「みなさん、どうやって日銀は政府が出す巨大な国債を買うと思います? どこかのお金を借りてくると思ってますか。それは違います。紙とインクでお札を刷るんです。20円で1万円札が出来るんです」(安倍晋三新潟県三条市での講演ーー2021710日、朝日新聞編集委員原真人



完全に財政ファイナンス論者なんだな。➡︎「大丈夫か、日本病は?


安倍がこよなき阿呆なのはしょうがないとしてもいいさ。だが問題は左翼政党の連中もこの点に関しては同じ穴の狢であり、さらに消費税反対を唱えるリベラル左翼インテリも事実上、同じ穴のムジナだということだ➡︎「インテリという名の知的障害者たち」。


現在の日本という国は戦前と一緒なんだ。


知識人の弱さ、あるいは卑劣さは致命的であった。日本人に真の知識人は存在しないと思わせる。知識人は、考える自由と、思想の完全性を守るために、強く、かつ勇敢でなければならない。(渡辺一夫『敗戦日記』1945 3 15 日)



私の観点からは、あの、公衆にはもっともらしく聞こえるらしい寝言を言い続けて、オピニオンリーダーとして振る舞っているキャベツ頭のインテリ連中が最も許し難いね。


最も典型的にはこういったことを言い続けているキャベツだ。


内田樹@levinassien 2019926


消費税上げたら消費行動が抑制されて、店が潰れたり廃業したりして、雇用が失われ、貧困者が増えて、さらに消費行動が抑制されて、税収が減少する・・・という予測は誰でもできると思うんだけれど、それができない人たちが財務省で政策起案しているわけですよね。財務官僚って、ものすごく頭が悪いの?  


こいつは「社会悪」としてもともと名高く、極端な阿呆だとしても、ほかのリベラルや左翼も似たようなもんだということだ。東大の学者たち、例えば表象文化の田中純、あるいは彼がリツイートしてる文系やら理系やらの学者たちも完璧な財政ファイナンス論者・タコツボ学者であり、絶望的になるね。ああ、嘔気、嘔気、嘔気!



権力をもつ者が最下級の者であり、人間であるよりは畜類である場合には、しだいに賤民[Pöbel」の値が騰貴してくる。そしてついには賤民の徳がこう言うようになる。「見よ、われのみが徳だ」とーー[Und wenn sie gar die letzten sind und mehr Vieh als Mensch: da steigt und steigt der Pöbel im Preise, und endlich spricht gar die Pöbel-Tugend: `siehe, ich allein bin Tugend!` -」〔・・・〕


あの絶叫漢、文筆の青蝿、小商人の悪臭、野心の悪あがき、くさい息、[allen diesen Schreihälsen und Schreib-Schmeissfliegen, dem Krämer-Gestank, dem Ehrgeiz-Gezappel, dem üblen Athem」…ああ、たまらない厭わしさだ、賤民 [Gesindel ]のあいだに生きることは。…ああ、嘔気、嘔気、嘔気![Ach, Ekel! Ekel! Ekel! ](ニーチェ『ツァラトゥストラ』第4部「王たちとの会話」)


通俗哲学者や道学者、その他のからっぽ頭、キャベツ頭…[Allerwelts-Philosophen, den Moralisten und andren Hohltöpfen, Kohlköpfen…]


完全に不埒な「精神」たち、いわゆる「美しい魂」ども、すなわち根っからの猫っかぶりども[Die vollkommen lasterhaften ”Geister”, die ”schönen Seelen”, die in Grund und Boden Verlognen ](ニーチェ『この人を見よ』)