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2022年5月15日日曜日

ポルポトマインドを消すための鑑「伊藤貫」

 そうかあ、伊藤貫さんは頭がとってもキレそうな人だが、穏やかな人でもあるだな


【伊藤貫の真剣な雑談】

「ウクライナ危機の深層~危険なネオコンの思い上がりと戦後保守の愛国ゴッコ」[2022/5/14]

正直に言いますと、毎日起きてテレビを見たり新聞を読んだりするのが大変不愉快であります。この戦争はまったく不必要な戦争なんですよ。で、不必要な戦争を始めて、それを長引かせようとしていると思う。それで、最終目的は単にプーチンを失脚させることだけではなくて、最終的にこれを推し進めると、ロシア文明自体を破壊することを狙っていると。


で、どこかの国が世界最強のスーパーパワーだからといって、1000年以上のしかも優れた文明をもつ国を根本から壊そうとしている。これはものすごくグロテスクな行為ですよね。しかもそのようなグロテスクな戦争がまったく不必要であると。


しかも世界中のマスコミが、日本だけじゃなくてアメリカだけじゃなくて、世界中の少なくとも西側諸国のマスコミが、アメリカが描いたシナリオの通りに進められている戦争に拍手喝采して、いかにもなにか自分たちが正義の戦争をやっていると思い込んでいる。


僕は毎日これを見せつけられるんですね。これはね、たいへん不愉快な話なんですね。で、人類とはこのくらい馬鹿であったかと。


要するにこういうことを仕組むアメリカのやり方にたいして腹が立つだけじゃなくて、それをたっぷり全部呑み込んで鵜呑みして、黄色い声をあげて、アメリカ頑張れ、ロシアは酷いと叫んでいる人類のすべてのマスメディアですよね、それからごく少数を除いたほとんどの政治家に対して、僕はこれはもう人類の判断力というのはこの程度のものかと。


こういう、はっきり言って僕に言わせれば非常に邪悪な戦争が、誰かによって企画されて、ロシアをその戦争に参加せざるを得ない立場に追い込んでいって、このままでいけばロシア国家だけでなくてロシア文明自体も破壊されるかもしれない。もちろん何万人何十万人のロシア人ウクライナ人が死ぬわけですよ。


それにもかかわらず人類のほとんどが気がついていないと、なにが起きているかということを。これはもうほんとうに不愉快なんですよね。




見倣わなくちゃいけないな、ボクなんかふた月ぐらい前から、シュールレアリストマインドか、ときにポルポトマインドになっちまってそれが消えそうにないからな。なんとか「ほんとうに不愉快」程度に押し戻さないとなあ。



最も単純なシュルレアリスト的行為は、リボルバー片手に街に飛び出し、無差別に群衆を撃ちまくる事だ。L'acte surréaliste le plus simple consiste, revolvers aux poings, à descendre dans la rue et à tirer au hasard, tant qu'on peut, dans la foule.(アンドレ・ブルトンAndré Breton, Second manifeste du surréalisme)


学歴社会を否定すれば、どこに行き着くのか。一切の知識人的な者を消滅させ、その基盤をも覆し、いわば文化を「更地」しようとした試みをわれわれは一つ知っている。それを敢えてしたポルポトは長期のフランス留学において興議申立て世代に接触した、フーコーの忠実な精神的弟子である。フーコーがそれを予想しなかったとしても、弟子は師よりも論理を徹底させがちである。バリの学生は「石畳の下は砂だ」と叫んだ。「砂」とは「更地」ということである。ポルポトはほんとうにそうしてしまった。知識人の片鱗をみせる者として歯科医までを殺し、貨幣と都市とを廃絶し、国民皆耕が実現するかにみえた。ただ、銃剣による強制なしではそれは実現しなかった。しかし今何と早くカンボジャに都市と貨幣と学歴社会が復興したこと、そして銃剣を持つ者だけが精強な集団として山地に割拠するという結末ーー。(中井久夫「学園紛争は何であったのか」1995年『家族の深淵』所収)



ま、西側って言ってもチョロいエリアだからな、





この宇国代理戦争を契機に早いとこ没落すべきだね

ほっといてもそうなるんじゃないか、

あれら諸国の馬鹿ぶりを見てると。

まずアングロサクソン諸国だな、滅んでいただくのは。

あとは妥協してもいいさ、

ユーラシア大陸西端島嶼部の細々した国に過ぎないからな

いずれムスリムにパックリやられて蛮族は消えてなくなるさ