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2022年10月13日木曜日

矯正不能の小笠原晋也チャン

 

私はラカンについて新しいことを言うつもりは毛ほどもないんだ。ただし可能な限り原文を引用しようとはしている。ジャック=アラン・ミレール等の注釈文を掲げるときも、その裏付けとなるラカン文を引用する。


日本にはこう言うことを言い続けているラカン研究者がいるからな[参照]。


小笠原晋也@ogswrs Jacques-Alain Miller の jouissance の概念の理解も間違っています.彼は jouissance = réel と常々言っていますが,違います.(2014年09月10日)


つまり徹底的な反ラカンの晋也チャンがいて、それを盲信して何やら言ってくるネット民がいるので、彼らを追い払うためにラカン自身の発言を引用する習慣がある。


享楽は現実界にある[la jouissance c'est du Réel. ](Lacan, S23, 10 Février 1976)


上のはもう8年前だが、晋也チャンは矯正不能だよ。


例えば2021年にはこう言っている。


小笠原晋也@ogswrs Jacques-Alain Miller の 言う「語る身体」(le corps parlant) は,Lacan が 批判して やまなかった ego-psychology[自我心理学]の言う ego[自我]の 改訂版に ほかなりません ― それらは ともに imaginaire なものに すぎませんから.(2021年09月09日)


ーー「語る身体」(le corps parlant)は、私は「話す身体」と訳すの好むが、ラカンはこう言っている。


現実界、それは話す身体の神秘、無意識の神秘である[Le réel, dirai-je, c’est le mystère du corps parlant, c’est le mystère de l’inconscient](Lacan, S20, 15 mai 1973)


より詳しくは、➡︎「原無意識ーー話す存在[parlêtre]=話す身体[corps parlant]=異者身体[Fremdkörper]」


以上、ヨロシイデセウカ?